ウクライナ発吉祥寺行き、思い出を揺さぶる旅
ウクライナ発吉祥寺行き、思い出を揺さぶる旅
はじめに
この記事は、 VRChat Advent Calendar 2022 の12月25日分の記事です。
とんでもないワールドが現れた
なんと、とんでもないクオリティのワールドが現れました。
nyanyaさんという方が作成した、京王電鉄京王井の頭線井の頭公園駅の再現ワールドです。
驚くべきは、そのクオリティ。
これ、実物かと見間違えてしまいそうです。
しかも、街並みも再現されていてすごいのです!
こんなところや……
こんなところ。
空から見ても、実にクオリティが高いわけで……。
なんと作者はウクライナの方だった。
しかも、驚くべきことは、なんとこのワールドの作者、日本人ではないのです!!
井の頭公園駅ワールドの製作者nyanyaさんに偶然会ったので、色々聞いてみたら、驚きのウクライナの方だそうで、このワールドはGoogleMapを参考に、3年かけて作った完全趣味ワールドらしい…今は戦争のせいで創作活動は全然できないそうだ…辛い。https://t.co/NkKKVblNub#VRChat #VRChat_world紹介 pic.twitter.com/irT0Zaw7GZ
— アリマックス@VR YouTuber (@chesmin2009) 2022年12月16日
まあ、ウクライナに関しては今年の秋にいろいろあって共感する身なのですが……なんで井の頭公園駅なんでしょう?
(詳しくは下記記事を)
louisa-charlotte.hatenablog.com
louisa-charlotte.hatenablog.com
いや、もう、ホント、驚きしかないです。
しかも思い出が大爆発
しかも、この井の頭公園駅、私の思い出の地でもありました。
私はここから2つ渋谷寄りの駅、久我山に住んでいて、家の前の某都立高校に通っていました。
その都立高校は彼氏彼女の事情のエンディングに出てきてて、実際部活やってた際に庵野監督と遭遇してびっくりしたことがあります。
まあ、それはさておき、井の頭公園は行事の夜練や打ち上げでよくお世話になったところです。
夜の井の頭公園で応援団のダンスの練習に明け暮れた毎日もありました。
しかも、桜がきれいなので、毎年春になれば写真を撮りに行く場所でもあります。
ちなみに、下の写真もフィルムはなんとウクライナ製、で、自家現像。
それゆえに、思い出深い、場所なんです。
改札から出るには
さて、このワールド、最初は改札からは出られないようになっています。
改札から出るには、ちょっと工夫が必要ですが、ここにはヒントと思われる2つの写真を貼っておきます。
で、うまく脱獄できると、井の頭公園駅の外に出られるわけです。
このワールドのツッコミどころ
このワールドには以下の3つのツッコミどころがあります。
- インターホンの表記が「インタホーン」になっている。
- 改札に貼られている交通系ICカードの案内が関西のものになっている
- 中国語の文字が違う
特に、中国語の文字が違うのはある意味ややっこしいことがあるわけです。
そう、両岸問題です。
と、現実にはこうなっています。これも全部モスクワと北京のプーさんのせいなわけで。
現実に行ってきました
さて、思い立って現実の井の頭公園駅に行ってきました。
その上で、こんな思いも胸にしたのでした。
私は、VRChatの世界から井の頭公園駅が消えないことを、心から祈ります。
— るいざ・しゃーろっと💙💛(Шарлотта Луiза Йосифівна) (@VRCLouisa) 2022年12月18日
私は、ウクライナが戦火から解放され、nyanyaさんがワールドをまたアップできるようになることを心から祈ります。
私は、この世界が平和で、人々が救われることを心から祈ります。
Слава України!!
Героям слава!! pic.twitter.com/mLjsHjLtDS
そしていろいろ案内してきました
さて、この井の頭公園駅には、「るいざの気まぐれワールドツアー」でも訪問しました。
みんなでぱしゃりの写真を最後に、この記事を締めくくらせてください。
で、終わると思ったか?
正直ここから先は危険なネタになります。ネタをネタとわかる人のみお進みください。
以下のツイートでロシア軍に占領された井の頭公園駅ですが……
……私は何も見なかった、いいね……? pic.twitter.com/EUHsXLpVzz
— るいざ・しゃーろっと💙💛(Шарлотта Луiза Йосифівна) (@VRCLouisa) 2022年12月18日
無事ウクライナ軍が奪回したようです。
ということで、この一言で、締めくくらせていただきます。
Слава Україні! Героям Слава!