第3回 #VRメモフラワークショップ モデル:うぃー様
VRC創作をしよう
はじめに
今日は、 第3回 #VRメモフラワークショップ に行ってきました。
今回のモチーフは、うぃーさんです。
よく、「V<R世界旅行」というイベントでお世話になっていますが、私立VRC学園の同期生でもあります。
なお、この「VRメモフラワークショップ」は、9期の講師をつとめていただいたsun先生による小説の書き方のワークショップです。
このような感じで開催されるみたいです。
【#VRメモフラワークショップ 第3回】(1/2)
— sun@メタバース小説家 (@Hermit_Heaven) 2022年11月4日
11/9(水)22~23時に小説のワークショップを開きます☀️
今回モチーフになって下さるのはうぃーさん(@oui_3698)ですが、また後日改めて紹介致します!
当日はフレプラで立てますので是非joinして下さい🙇♀️#VRメモフラ #仮想創造機構 #VRC_VIC pic.twitter.com/SycYVpG5eu
(2/2) pic.twitter.com/FEb2XIPaMJ
— sun@メタバース小説家 (@Hermit_Heaven) 2022年11月4日
と、情報をマインドマップで整理して書き込むみたいです。
ということで一筆……
ということで、聞き込みを元に書いてみました。
けっこう、「私」というレンズを通して書いています。
この世界をあなたに
著: ヨーシャ(るいざ・しゃーろっと)もう、紅葉も赤く色づく頃。
いつも通っている学園から帰り、制服を脱いでいつもの黒衣に着替えて街を行く私。どこか、焦点の合わない目をしている私は、旅行代理店のパンフレットを眺めていた。私のいるところはここではないという思いが胸をよぎる。どこか、遠いところに旅立ちたい。どこかに、きっと私を待っている誰かがいる……。「なーに、辛気くさい表情してるんだよ……もっと、表情出せよ……この俺みたいにさ」
そんな私に声をかけてくれたのは、違うクラスのうぃーさん。ピンク色の髪をさっとかき上げて前に現れた彼女は、赤い瞳で私を突き刺すように見つめてくる。
「そんなうぃーさんも、カッコよいですよ」
ただ色だけが違う少女、hanumaさんも私を誘うように近寄ってくる。でも、こんな私が……彼女たちといてよいのだろうか?
「このかわいい俺を見なよ。喜怒哀楽豊かで、他とは違うという特別感……虜になるぞ」
他とは違うという感触……それは私も感じていた。でも、私の「違う」は劣等感……。こんな輝かしい彼女たちの隣に、私はいられるわけがない……。「……そうだ、もしよければ、いっしょに行かないか? 透き通る空に、蒼い海。きっと心が楽になるぞ。このチケットを、手にして、な……」
そんなうぃーさんが私に手渡してくれたのは、世界旅行のチケット。
「もしよかったら、るいざも私たちといっしょに行こう?」
hanumaさんもいっしょに誘う。恐る恐る手を差し出した私の手には、素晴らしい南の島の景色が書かれたチケットが握られていた。うぃーさんはそのチケットをもぎると、周りの景色は急に変わっていく……。私たち3人は、気がつくとチケットに描かれていた南の島に立っていた。波の音は、私の心を洗っていく。いっしょに旅に来たことが、私の心をほぐしていく……。
「……な、外の世界にも、いいものがあるだろ?」
イタズラ好きそうな目で見つめるうぃーさんの表情は、ホントまぶしかった……。
書いてみておもったこと
おそらく、私は「先にストーリーを立てて、その中で登場人物を動かしていく」書き方をすることが多いです。
私は基底現実では株式会社トミーウォーカーが運営するプレイバイウェブ、「第六猟兵」のマスターをしています1。
実は私の名前も「第六猟兵」の中で私が使っているキャラからとられたものなのですが、それは置いておいて……。
そこで書くものは私のようなマスターがシナリオを立てた後、それに対して「お客様」が300文字以内のプレイングを投稿し、マスターはそのプレイングに応じてリプレイを書いていくという形を取ります。
プレイバイウェブもVRChat同様に自分のキャラクターを作ってRPを楽しむという要素が強いです。
ただ、今回のようなVR小説とプレイバイウェブとの違いは、大きく3つあると思います。
- 大筋のストーリーが運営側などによって提供されていること
- 「お客様」が事前に「キャラクターの設定」をまとめてくださっていること
- 「お客様」がどう行動するかプレイングにまとめてくださっていること
このような、ストーリーのある世界で書いてきたからこそ、ストーリー、そして心情を重視する作風になったのかなと思います。
その一方で、VR小説に明確なストーリーはありません。 だから、こうして「お客様」の意図を聞き出しつつ、緻密に情報を集めないとうまくかけないと感じました。
だからこそ、チャレンジしがいのある世界だと感じています。
もちろん、評論の同人活動も、今年冬のコミックマーケット101には出ませんが、手を抜かずちゃんと続けて行くつもりです。
というわけで、いろいろ書いていきますので、見かけたらよろしくお願いいたします。
- ある意味、「激しい」ものもあるので、ここに掲載するのは控えておきますので、覚悟のある方は自己責任で「第六猟兵」のページ内を探してください。↩