私の主催する各イベントでのコミュニケーション多様性への対応について
私の主催する各イベントでのコミュニケーション多様性への対応について
私は「るいざの気まぐれワールドツアー」や「VRC歴史集会」、様々な休日・記念日集会などを開催しています。
先日、とあるイベントでイベント主催者と聴覚障がい者の方でのコミュニケーションの行き違い(および排除)があったという知らせを聞きました。
各イベントでのコミュニケーション指針について
私の主催する各イベントは基本的にいろんな人を受け入れたい方針ですが、「VRC歴史集会」などセンシティブな話題を扱うイベントもあります。
そのため、私の主催する各イベントにおけるコミュニケーション多様性について、現状の方針を載せておきます。
「VRC歴史集会」に関して
歴史は政治や宗教とも密接に関係する、ある意味センシティブな話題です。
そのため、他のイベントより厳しめの条件を付ける予定です。
また、イベントもGroup機能が安定して使えるようになるまではInvite Onlyで開催し、事前申請のあった方を受け入れたいと思います。
具体的には、以下のような方針で考えています。
- 歴史認識および政治観の違いについて、異なる立場の方がいるということを許容できる方
- 海外の方を招聘する場合を除き、日本語でコミュニケーションができる方(支援技術を使ってもOK)
- HRT原則(「謙虚」・「尊敬」・「信頼」)を心がけられる人
なお、具体的な対応については以下の通りです。
- 海外からの参加者については支援技術を使ってもよいので日本語でコミュニケーションができ、歴史認識の違いを許容できる人を受け入れます。
- 聴覚障がいの方に対しては、音声認識Chatboxと筆談で対応します。また、手話も勉強中です。
- 視覚障がいの方に対しては、希望があれば読み上げに対応した資料を配付します。
また、海外の方を招聘する場合は、通訳スタッフを募集し、通訳をお願いする形になるかもしれません。
その他のイベント(「るいざの気まぐれワールドツアー」など)に関して
その他のイベントに関しては、センシティブな話題が少ないと考えられるので、Friend+で開催します。
また、コミュニケーションに制約のある方もなるべく受け入れる方針ではありますが、主催の能力不足により手が回らなくなるかもしれない事をご留意ください。
具体的な対応については以下の通りです。
- 海外からの参加者も歓迎いたします。ただし、コミュニケーションは日本語で行われるため、日本語が苦手な方はOSC-SRTCやゆかりねっとなどの支援技術を利用することを推奨いたします。
- 聴覚障がいの方に対しては、現状はOSC-SRTCによるChatboxでの字幕表示にて対応しますが、海外の方がいる場合は字幕の切り替えが必要なため、即時の対応が難しいことをご留意ください。将来的にはアバターにペンを仕込んで筆談したり、手話でコミュニケーションができるようにしたりということも対応予定です。
- 視覚障がいの方に関しては、音声コミュニケーションで対応します。「るいざの気まぐれワールドツアー」においては行く先のワールドをすべて事前に告知するので、対応が難しいワールドの場合はご相談いただければ幸いです。
なお、私ひとりで限界になっても対応できるよう、できる限り通訳スタッフを確保できればと考えています。
通訳スタッフご協力のお願い
私は「壁」を作ってしまいたくないと考えています。そのため、できる限り様々な人とコミュニケーションをとりたいと考えています。
ただし、私ひとりでできることには限りがあります。そのため、コミュニケーションに制約がある方が参加する場合、通訳スタッフとしてご協力いただければ幸いです。
なので、海外の方が参加する場合や手話話者の方が参加する場合、こちらから通訳スタッフとしてお声がけをするかもしれません。
私もコミュニケーションできるように努力いたしますが、その際はご協力いただけると幸いです。
コミュニケーションに制約がある方へのお願い
私は手話話者や海外の方など、コミュニケーションに制約がある方もなるべく受け入れたいと考えています。
ですが、私の能力の限界を超えてしまう場合もあります。
当日の参加でもかまいませんが、円滑なコミュニケーションがとれるようベストを尽くしたいと考えていますので、ご参加をお考えの場合は事前にご一報いただけると助かります。
また、私がひとりで対応する場合は能力の限界を超えてしまって対応できないかもしれませんが、なるべくベストを尽くすことをご理解いただけると幸いです。
最後に
私は「壁」を乗り越えたいと考えています。能力の限界があるかもしれませんが、なるべくベストを尽くしますので、お赦しいただけると幸いです。